WebサーバーとしてApacheを使っている人は大勢いると思います。
が、たまにデフォルトのままで利用しているサイトも
多々見受けられます。
その中でこれだけは!という設定項目を記載致します。
※ちなみにApache2系での例となります。
まずその前におさらいです。
Apacheとは、フリーソフトウェアとして無償で公開されており、
現在もっとも人気の高いWebサーバーソフトウェアになります。
クライアントからの要求に対しHTMLを返す役割を果たします。
では、これだけは設定しておいた方がよい項目を列挙致します。
○ディレクトリファイル一覧を表示させない
あるディレクティブ設定にて以下の通り設定。
Options Indexes FollowSymLinks
↓
Options -Indexes FollowSymLinks
Indexesに-(マイナス)を追記するだけ。
○Apacheのバージョンを表示させない
httpd.confにて以下の通り設定。
ServerTokens ProductOnly ServerSignature Off
○アクセス元のIPに対してネームサーバーへの逆引きを行わない
httpd.confにて以下の通り設定。
HostnameLookups Off
こちらがOnの場合はアクセスの度にネームサーバーへ問い合わせるので
大量のアクセスのあるサイトではOffにするのが望ましいです。
○.htaccessが使えるようにする
あるディレクティブ設定にて以下の通り設定。
AllowOverride none
↓
AllowOverride all
何かと.htaccessは使うと思うのでこちらの設定で問題はないかと思います。
○デフォルト表示ファイル指定
httpd.confにて以下の通り設定。
DirectoryIndex index.html index.php
上記の場合は、index.htmlが優先度が一番高いです。
index.htmlがなかった場合は、index.phpを
表示いたします。
各それぞれ設定後に、Apacheの再起動が必要ですのでお忘れなく。